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ランニングを始めたら膝が痛くなった、これってランナー膝?

本日の予約状況

ランニング後の膝の痛みでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

ランナー膝に整体は有効なのか?

ランニング時の膝の痛みについての質問

お世話になります。

最近、ランニングを始めたのですが、走ると膝の外側に痛みが出てしまい、悩んでいます。痛みがあるため、長距離を走ることができず、ランニングの楽しさを十分に味わえていません。また、階段を下りるときにも違和感があり、日常生活にも支障が出始めています。

このような症状について、どのような原因が考えられるでしょうか。腸脛靭帯炎やランナー膝といった言葉を耳にしたことがありますが、自分の症状と関係があるのかも気になっています。

また、痛みを和らげるために自宅でできることがあれば教えていただきたいです。ストレッチや簡単な運動など、日々の生活に取り入れられるものがあれば試してみたいと思います。

最後に、整体院での施術は効果的でしょうか。筋肉のバランスを整えたり、骨格を矯正したりすることで症状が改善する可能性はありますか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

こんにちは ご質問ありがとうございます。私自身もランニングが趣味なので同じような症状は経験していますし、当院にはランナー膝で来院される方が多くいらっしゃいます。

膝の外側が痛いとのことなので、おそらく腸脛靭帯炎の症状であると思われます。いわゆるランナー膝と呼ばれるものです。

ランナー膝とは?

ランナー膝は医学的には腸脛靭帯炎と呼ばれ、膝の外側に痛みが生じる症状です。主に長距離ランナーや自転車競技者に多く見られ、ランニングや自転車走行を繰り返すことで発症します。

腸脛靭帯は太ももの外側にある帯状の組織で、膝を曲げ伸ばしする際に重要な役割を果たします。この靭帯が膝の外側にある骨の突起(大腿骨外側上顆)と繰り返し摩擦することで炎症が起こるのです。

ランナー膝の主な原因

ランナー膝の主な原因は、オーバーユースです。長時間のランニングや自転車走行、特に硬い路面や下り坂での運動が引き金となります。

また、柔軟性不足やウォームアップ不足、休養不足も大きな要因となります。さらに、内反膝(O脚)や脚長差といった体の構造的な問題も関係していることがあります。

症状と検査

ランナー膝の主な症状は、膝の外側の痛みです。特に走っているときや走った後に痛みを感じることが多いです。痛みの程度は人によって異なりますが、ひどい場合は日常生活にも支障をきたすことがあります。

検査は主に問診と理学検査で行いますが、整形外科ではMRI検査を行うこともあります。MRIは膝の内部の状態を詳細に見ることができるため、正確な診断に役立ちます。

治療法と回復期間

当院では、まず腸脛靭帯が硬くなる原因である骨格のバランスの調整から行います。次に筋肉のバランスを修正するためのトレーニングを指導します。骨格と筋肉のバランスが整ってきたら、正しい体の使い方を指導していきます。多くの場合、整体と運動療法で改善が見られます。

回復期間は個人差がありますが、約80%の方が半年以内に症状が改善すると言われています。ただし、一部の方では症状が長引くこともあります。

予防法と自宅でできるケア

予防には、適切なウォームアップとクールダウン、そして十分な休養が重要です。また、ランニングのフォームや靴の選び方にも注意が必要です。

自宅でのケアとしては、ストレッチや軽いマッサージが効果的です。特に大腿筋膜張筋や腸脛靭帯のストレッチは重要です。また、アイシングも炎症を抑える効果があります。

最後に

ランナー膝は決して珍しい症状ではありません。しかし、適切な対処をしないと長引く可能性があります。症状が気になる方は、早めに専門家に相談することをおすすめします。

整体院シェルパ・広島院では、最新の身体理論に基づいた独自の検査と運動療法を取り入れた整体技術で、ランナー膝を含む様々な症状の改善をサポートしています。お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

膝のお悩みに関連するページのご案内

膝の痛みに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:吉原

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