10才水泳女子の外脛骨(がいけいこつ)障害
- 2014年01月06日
- ブログ
たくさんの方を紹介してくださっている看護師のYさん、
10才の娘さんの足首の痛みがなかなか治らないらしく、
整形外科でもとくに異常ないといわれているということで
相談を受けたので、早速診せてもらうことにしました。
「少し歩くくらいなら痛くないけど、長く歩くと痛くなる」
痛い場所は右足首の内くるぶしの下のあたり。
骨が出っ張ってるのがわかります。その部分が赤く腫れていました。
外脛骨(がいけいこつ)障害といわれるものです。
外脛骨(がいけいこつ)は舟状骨(しゅうじょうこつ)の内側に
位置する過剰骨(つまり余計な骨?)で約15%の人に存在
するといわれています。
舟状骨はこれ
この外脛骨と舟状骨の間で微細な動きが生じると疼痛の原因
になります。10才~15才のスポーツ女子に多く発症します。
また扁平足(へんぺいそく)であることが影響するので、整形外科
では足底板が用いられることが多いです。
当院では、足の構造を修正します。
約15%もの人に存在するのに、余計な骨ってことはないと思います。
必要があったからそこに骨が存在するのではないでしょうか?
骨をとる手術や骨をくっつける手術が行われることもあるようですが、
足を構成している骨組みを調整することで、外脛骨があっても痛くない
状態にすることが目標です。
この子の場合、毎日のようにプールでスイミングの練習をしているので、
体つきをみても、10才ながら完全にスイマーの体型をしています。
つまり、水中で活動することに適応したカラダに進化しているのです。
人間は本来、陸上で2本足で立って活動する動物です。
そのギャップから、陸上に適さないカラダになっている可能性も考えら
れます。
まずは、陸上での活動に適したカラダにリセットしたほうがいいかな、
と考えて調整しました。スパイラルテーピングも使いました。
15年前にはスパイラルテープのみで治療していましたが、最近また
使い始めています。ほとんど忘れていますが…
今は痛くて、バタ足もできない状態なので、早くよくしてあげたいです。
東京オリンピックもあるしね!
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