踵(かかと)が痛い空手少女【セーバー病】
- 2013年05月31日
- ブログ
カカトが痛い小学生女子が来院しました。
彼女は正道会館で空手をやってる空手ガール。
整形外科を受診し「成長痛」と診断されたそうです。
痛みがとれないとのことでお母さんが連れて来られました。
「成長痛」といわれるものはいくつかありますが、
その中のひとつ「セーバー病(シーバー病)」がカカトに起こる成長痛です。
成長痛は「骨端症」ともいわれます。
読んで字のごとく骨の端っこに炎症が起こるのが骨端症、成長痛です。
セーバー病も踵(かかと)の骨の端っこ部分に炎症が起きます。
(「ひざ」の「成長痛」は「オスグッドシュラッタ―病」と呼ばれます)
踵(カカト)にはアキレス腱がついています。
アキレス腱とはフクラハギの筋肉がカカトに着く部分のことです。
つまり、
フクラハギの筋肉にカカトの骨が引っ張られて炎症が起こるのがセーバー病です。
症状は、カカトの側面の痛みです。
年齢的には、女の子は小学校高学年、男の子は中学生に多いです。
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【当院では】
①足のゆがみを正します。
そうすることでフクラハギの緊張がゆるみ、
アキレス腱付着部のストレスが軽減します。
②重心を調整します。
前重心だとアキレス腱に負担がかかるので、
真ん中かもしくは後ろに重心を持っていきます。
③必要に応じてテーピングをします
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調整後、痛みが楽になったようです。
2回~3回で終了予定です。
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082-270-1266 (7:00-19:00)
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